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色あせた紙やすり

TTNEスペシャルインタビュー

サウナ師匠×rinne

/ Interview

サウナ師匠が語る、貸別荘rinne

2022.10.29

「サウナに恩返しをしたい」という想いから、性別や年齢を問わずに楽しめるサウナを広め、『サウナ師匠』として活躍されている秋山大輔さん。世界各国のサウナを巡り、サウナのリブランディングやプロデュースを手がける、サウナ界の第一人者です。
そんなサウナ師匠にrinneでの宿泊とサウナを体験していただき、rinneについて、そして那須とサウナについて、お聞きしました。

——rinneでの宿泊はいかがでしたか?

ここ、湖があったらフィンランドみたいですね(笑)ひとことで言うと、日本のフィンランド。コテージがあって、サウナがあって。こういう体験はフィンランドまで行かないと、できなかったんですよ。
朝に入ってスッキリしたり、夜に疲れを取るのがサウナの良さでもあるので、わざわざ車に乗って施設まで行かなくていいのも、すごく良いですね。
そして那須は「気」がいいというか、すごく気持ちのいい場所です。
フィンランドで「無音の音」という表現がありますが、夜には「無音の音」を楽しめました。星がすごく綺麗で、外気浴をすると、星と自分しかいない感じ。
無いことで得られることってあるじゃないですか。なので、こういう体験はめちゃくちゃいいなって思いましたね。

——サウナはいかがでしたか?

サウナにとってベンチの位置ってすごく大切なのですが、日本式のサウナは下から作っていくので、あまり高い位置にベンチがないんですよ。
フィンランドのサウナは、天井に対してベンチの高さを計算してから作リます。だから一番下にステップがあって、高い位置のベンチでサウナに入る。
rinneのサウナは右側のベンチが高いので、天井と自分との関係が良いです。熱いのが好きなサウナーは右側で。ゆっくり過ごしたい方や初心者の方は、左側の低いベンチでゆっくり、リラックスして過ごせる。寝転んだり、本も読めそうです。
1つの空間で2つの楽しみ方がある。フィンランド式と日本式をいいとこ取りした、面白いつくりですね。

——室内で温度が違うので、ご家族やグループでも楽しめそうです

男女で入れるのは貸切の良さですよね。それにロウリュができるので乾燥してなくて、喋りやすい。
皆でワイワイ、もしくは家族で普段話しづらいことを話す場としても良さそうです。
上の方に子供がいて、下に大人がいて、目線が一緒になるような感じもすごくいいなと思いましたね。
あとサウナ室の円形の窓、やっぱり可愛いですよね。サウナの形にも合っていますし、すごく良い写真が撮れる。

——rinneのサウナは、手書きの曲面を3Dプリンターの技術で実現させました

例えばホテルとか旅館とかで、みんなが持っているサウナと同じだと、同じ体験になっちゃうじゃないですか。
3Dプリンターだとひし形とか台形もできるでしょうし、それって「作ってみたらどうなるんだろう」って、入ってみたくなるデザインですよね。
星型とか丸型とか四角とか、積み木みたいな感じで街中にサウナが散らばっていても、すごく面白そうですね。
作ったサウナの図面を額装して、プレゼントするのも良いと思います。

——「那須とサウナ」の相性はいかがでしょうか?

やっぱりサウナの魅力って「あったかい」ってところだと思うんですよね。サウナがあるとシーズン問わず、「あったかい」から行きたくなるんですよ。旅行とか別荘地でも、「あったかい」サウナがあるだけで、行くモチベーションになる。サウナがあると、通年行きたい気持ちになるんです。
那須は別荘地なので、rinneからサウナが広がれば、「点」が「線」になって「面」になる。那須がサウナの聖地になれる可能性があるんですよね。
それに那須は動物園や遊園地といった昼のアクティビティもたくさんあります。
でも別荘の夜は自分たちの世界観を守るような作りになっているので、皆で楽しめるコンテンツとなった時に、サウナが1つあると1日中楽しめる。那須はすごくポテンシャルがあると思います。

あとやっぱり水がいいですよね。シンプルですけど、そこが一番大切なので。
水風呂もよかったですけど、ケータリングのしゃぶしゃぶとお米も、めちゃくちゃ旨かった。水がいいとお米を炊いても美味しいんですよね。
それに、忘れられないのは夜久しぶりにあんな星空を見たことですね。
もしかしたら、オーロラ出るんじゃないかなって、フィンランドみたいに(笑)。すごかったなぁ、マジで。

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